大分市議会 2017-03-21 平成29年第1回定例会(第4号 3月21日)
ISの出現、シリアや南スーダンでの泥沼化した内戦、欧州での難民流入が社会不安を引き起こしたことによる各国の右傾化、米国でのトランプ政権の誕生、隣国、韓国の政治混乱、その隣の国の軍事的暴走など、世界情勢は不安定で流動的な時代に突入しています。
ISの出現、シリアや南スーダンでの泥沼化した内戦、欧州での難民流入が社会不安を引き起こしたことによる各国の右傾化、米国でのトランプ政権の誕生、隣国、韓国の政治混乱、その隣の国の軍事的暴走など、世界情勢は不安定で流動的な時代に突入しています。
ISの出現、シリアや南スーダンでの泥沼化した内戦、欧州での難民流入が社会不安を引き起こしたことによる各国の右傾化、米国でのトランプ政権の誕生、隣国、韓国の政治混乱、その隣の国の軍事的暴走など、世界情勢は不安定で流動的な時代に突入しています。
南スーダンのPKOに派遣されている自衛隊の任務拡大、イラクやシリアでの過激組織ISに対する軍事作戦への自衛隊の参加、アフガニスタンの治安部隊を支援する軍事活動への自衛隊の参加などが最初の殺し殺されるケースになりかねません。戦争法は一刻も放置できません。その廃止は急務です。
しかも、シリアに対する攻撃でも、例えば、ISは、二〇一三年には数百人の規模であったにもかかわらず、今ではシリアの三分の一の六百万人を支配する地域に影響力を拡大している。軍事的対応ではテロがなくなるどころか、テロを助長し、憎しみの連鎖を生むと。
具体的には、アジア太平洋地域及びグローバルなパワーバランスの変化、日本の大半を射程に入れる数百発もの北朝鮮の弾道ミサイルの配備及び核兵器の開発、中国の台頭とその東シナ海、南シナ海における活動、我が国に近づいてくる国籍不明航空機に対する自衛隊機のスクランブルの回数が10年前と比べて7倍に増えていること、この2年間でアルジェリア、シリア、チュニジアにおいて、邦人が犠牲となった国際テロの脅威といった問題が
この2年、アルジェリア、シリア、チュニジアで日本人がテロの犠牲となりました。北朝鮮の数百発もの弾道ミサイルは、日本の大半を射程に入れています。そのミサイルに搭載できる核兵器の開発も深刻さを増している状況でございます。今回の法案には、私たちの命や平和な暮らしが明白な危険にさらされている。そして、その危機を排除するため、ほかに適当な手段がない。なおかつ、必要最小限の範囲を超えてはならない。
今年の2月にシリアで人質となって過激派組織ISに殺害された後藤健二さんや湯浅さんのことは、私たち日本人にとってこれまでにない大きな衝撃でした。しかし、御家族は報復など全く望んではいないし、憎悪の連鎖を恐れていると報道されていました。
また産油国の多い中東に位置し、地理的に輸送拠点としての重要性の高いエジプトの不安定な情勢が近隣諸国に影響を与え、大きく原油価格に響いていることが考えられ、またシリアの情勢によっては今後、さらに高騰することが予想されます。
先日、アメリカのオバマ大統領がシリアへの軍事介入に向けて議会の承認を求める声明を発表したとの報道がありました。アメリカなどがシリアへの軍事介入に踏み切れば、中近東諸国への影響も懸念され、原油価格の高騰など生活に直結する事態が懸念され、状況が少しでも改善していくように願いたいと思っています。